EPISODES
NISSINエピソード

EPISODES 01 学生フォーミュラ

未来のモノづくりを担う人材の育成を目指す、日信工業の取り組みをご紹介します。

学生フォーミュラとは

学生フォーミュラとは、学生自らがチームを組み約1年間でフォーミュラスタイルのレーシングマシンを設計・製作することによって、モノづくりの本質やそのプロセスを学び、モノづくりの厳しさ・おもしろさ・喜びを実感する取り組みです。
競技会では、走行性能だけでなく、車両のマーケティング、企画・設計・製作、コスト等のモノづくりにおける総合力を競います。
学生たちが実際にモノに接し、モノを創っていくことによって、技術の理解を深め、実践的な能力を養い、より高いレベルに意欲的に取り組んでいく。モノづくりの本質やそのプロセスを学ぶとともにチーム活動やものづくりの厳しさ、面白さ、喜びを実感できる、そんな環境づくりを通じて、創造性に満ちた技術者の育成を目指しています。

学生フォーミュラとは

日信工業の想い

学生フォーミュラ活動に参加する、全国(海外含)約70の大学/高専/短大/専門学校等のチームに、日信工業のブレーキ製品を毎年無償で提供しています。
優秀なエンジニア育成の観点と、学生フォーミュラの大会に向けて一生懸命に努力する学生の一助になればという想いを込めて応援しています。
日信工業ではブレーキ製品等の協賛活動だけではなく、「ブレーキ講習会」を年1~2回開催しています。人の命を守る製品を作っている企業だからこそ出来ることがあり、またブレーキメーカーとしての使命を感じ、ブレーキの大切さや役割、正しい使い方や製品の可能性等を、直接大学に訪れ学生に伝える活動を行っています。
今後も若者たちのモノづくりに対する熱い想いを刺激し続けていきます。

日信工業の想い

EPISODES 02 新素材開発

自動車業界に留まらない、材料革新への取り組みをご紹介します。

カーボンナノチューブを活用した新素材開発

日信工業は自動車業界に留まらない新分野の開拓を目指して、カーボンナノチューブ(以下、CNT)を活用したゴム複合材料の開発に取り組んでいます。
CNT複合材料の特性を制御するには、以下の三つの技術を構築することが重要です。

  • 1)凝集したCNT(マイクロサイズの1/1000の非常に細いナノサイズの繊維)を均一に分散・解繊させること
  • 2)CNTとゴムとを充分に密着させること
  • 3)CNTをゴム中でジャングルジムの様な立体構造を形成(セルレーション構造®)させること
カーボンナノチューブを活用した新素材開発

日信工業と産学官との取り組み

適応用途に応じて異なる要求特性を得るためには、大学が持つ最先端の分析設備を活用した補強メカニズムの解明による、複合材の最適な内部構造を造ることが必要です。
また国や地方自治体の公的機関とプロジェクトを組み、多数の企業や大学との連携により解析の精度アップや新技術を創出する為の体制を構築する必要があります。
中でもCNT材料の表面状態改質技術を得意とする信州大学とは、連携を密にして材料開発を行っています。
その結果として、日信工業は必要とされる三つの技術の制御を可能とし、従来技術を超越したCNTとゴム複合材料の開発により、専門的な有識者に技術が認められ、世界的な化学専門誌に掲載されました。また、最も優れた論文として表紙を飾ることができました。

日信工業と産学官との取り組み

CNTとゴム複合材料の実用化事例

CNT複合材を用いた製品の実用化事例として、石油・天然ガスなどの地底に埋蔵された資源開発用シール材があります。このシール材は、「熱につよく、圧力に耐え、摩耗し難い」と言う従来技術を超越した特性を備えることで、シール材の大幅な耐久性向上に繋がりました。

CNTとゴム複合材料の実用化事例

今後の新素材開発

積極的に専門学会や展示会への出展を行い、お客様のニーズの発掘により、ゴムだけではなく高分子材料全般への適応を模索しています。
CNTと高分子材料の複合材は未開拓の領域であり、日々試行錯誤の連続ですが、世の中に無いものを造り上げる情熱が絶えることはなく、毎日を新鮮な気持ちで業務推進できることは、掛け替えの無い充実感を感じられ、技術者冥利に尽きる瞬間です。

今後の新素材開発
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